FP2級のテキスト、みんほしとトリセツのどちらを選ぶか

FP2級のテキスト、みんほしとトリセツのどちらを選ぶか

公開 2026年7月22日5分

受けて合格した記録合格は独学で、過去問演習が中心です。運営者はみんほし・トリセツのどちらも合格に使っておらず、この比較は試し読みや店頭で観測できる構成・付属の違いに限っています(中身の良し悪しは実体験として評価していません)。

結論

どちらが受かりやすいかは、通して使い切ったあとの評価なので、買う前の店頭では確かめようがありません。選ぶ物差しは観測できる違いに置きます。教科書と問題集が別の本なのは両テキスト共通で、比較対象の版の教科書はどちらもフルカラーです。講義動画や模擬試験などの付属、各分野の細目や説明量は、シリーズと版で変わります。どちらが自分に合うかは、買う版のTAC出版・LECの商品ページと試し読みで、自分がつまずく分野の同じ範囲や、付属の中身・視聴期限を並べて確かめます。運営者はどちらも合格に使っておらず(過去問演習が中心)、中身の良し悪しは実体験としては評価しません。

理由と、その根拠にした公式情報は本文にあります。

市販のFP2級テキストで名前がよく挙がるのが、「みんなが欲しかった!」シリーズ(みんほし)と「合格のトリセツ」シリーズです。この記事は、どちらが受かりやすいかを決めません。通読して使い切ったあとの評価は、店頭で開いた時点では確かめようがないからです。決めるのは、試し読みや店頭、各社の商品ページで自分が確かめられる、観測できる違いだけです。勉強法の手順は書きません。

「どちらが受かりやすいか」は買う前に確かめられるか

レビューやランキングに並ぶ「わかりやすい」「初心者向き」は、その本を通読したあとの評価のこともあります。ただし、評者の前提知識・使った版・併用した教材が自分と同じとは限りません。買う前の店頭では、その評価が自分にも当てはまるかを確かめる材料がありません。

運営者もこの二冊を通して使っていないので、どちらが受かりやすいかは判定しません。代わりに、買う前に自分の目で確かめられる項目を並べます。

試し読みと商品ページで確かめられる違い

  • 教科書と問題集は別の本: どちらのシリーズも、教科書と問題集が別の本として売られています。費用と厚さは、教科書だけで見るか、同じシリーズの問題集も足すかで分けて見ます。問題集まで最初から買う前提ではありません
  • 付属の中身は版で変わる: どちらのシリーズにも、講義動画や模擬試験、赤シートといった付属が付くことがあります。何が付くか、動画なら範囲や視聴期限がどうかは、シリーズと版で変わる部分です。「動画が付くのはどちらか」で決めず、買う版のTAC出版・LECの商品ページで、付属の中身と視聴期限を並べて確かめます
  • 色と図の入れ方: 比較対象の版の教科書は、どちらもフルカラーです。図をどれくらい詰めるか、文章と図の比率をどうとるかは好みが分かれるので、試し読みで同じ分野のページを並べて見比べます
  • 苦手な分野の細目と説明量: 学科は6分野(ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継)に分かれます。各分野の細目をどこまで載せるか、説明をどれだけ厚くするか、6分野の外(1級の入口や合格後の活用など)をどこまで付けるかは、版と出版社で変わる部分です。自分が苦手な分野の同じ範囲を両方の試し読みで読み比べ、前提の用語から説明を追える側が、その分野については読める本です
  • 価格とページ数: 版で毎年変わります。古い版の数字を目安にせず、購入時に各社の商品ページで確かめます

試験範囲はテキストで変わるのか

学科の出題分野は試験団体が定めています。日本FP協会の「2級 試験範囲」では、A ライフプランニングと資金計画、B リスク管理、C 金融資産運用、D タックスプランニング、E 不動産、F 相続・事業承継の6分野が示されています。この6分野が土台になるのは、両シリーズに共通します。

ただし、各分野の細目をどこまで載せるか、説明をどれだけ厚くするか、6分野の外にあたる内容(1級の入口や合格後の活用など)を付けるかは、版と出版社で変わります。読み比べるときに見るのは、範囲の広さではなく、自分の苦手な分野の細目と説明量、それに付属です。

無料の演習とテキストの関係

テキストは、無料の演習だけでは埋まらない分野を補う位置づけです。過去問を解説付きで載せた無料の演習サイト(FP2級ドットコム)で正誤の理由まで追えるなら、二強のどちらを選んでも、演習そのものは無料で回せます。テキストの出番は、無料の解説を読んでも前提の用語から追えない分野が残ったときです。

どこまで無料で足りるか、どこからテキストにお金を払う価値が出るかは、教材にお金を払う条件で別に整理しています。テキストを買うか自体を迷っているなら、二強のどちらかを選ぶより前の判断です。

運営者はどちらを使ったか

運営者は市販のテキストをほぼ使わず、無料の過去問演習を中心に2級へ合格しました(2級は2023年の認定で、受験当時は紙試験です)。みんほしもトリセツも通して使っていないので、中身の良し悪しは実体験としては語れません。この記事が受かりやすさを判定せず、観測できる違いだけを並べたのは、そのためです。

ただし、運営者が参考書なしで足りたことを「テキストは要らない」には広げられません。無料の解説を読んでも前提の用語から追えない分野が残る人には、体系立てて説明したテキストが要ります。それは失敗でも遠回りでもなく、その人にとって、二強のどちらを選ぶかは実際の判断です。

どう選ぶか

  • 勉強の形に合う付属があるか: 講義を聞きながら進めたい、本を分割して持ち歩きたいといった希望に合う付属があるかは、買う版のTAC出版・LECの商品ページで確かめます。付属の範囲や視聴期限は版で変わるので、どちらか一方に付くと決めてかかりません
  • 苦手な分野の試し読みで、説明を追えるほう: 自分がつまずく分野の同じ範囲を両方の試し読みで読み比べ、前提の用語から説明を追える側を選びます
  • 中身が近ければ、価格と手に入りやすさで決めてよい: 読み比べて差が小さいと感じたら、購入時点の価格と在庫で決めても、判断材料としては十分です
  • そもそも買うか迷うなら、先に無料で試す: 教材にお金を払う条件で、無料でどこまで埋まるかの測り方を扱っています。学習量や範囲の見当をつけたいときは、FP2級の難易度と勉強時間も判断の材料になります

この記事が参照した一次情報

試験制度は変わります。上の「確認」日以降に改定されている可能性があるため、 受験の申込みや日程の判断は必ず公式サイトの最新情報で確かめてください。